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オプション取引を始めたきっかけ

以前、ライブドアブログにて運営していたブログ「米国オプション取引生活」(現在は削除済み)の記事転載です。2016年の暴落により損失を被ったこと、NY市場の寄り値が気になって睡眠不足になってしまうことなどを理由に2016年中にオプション取引は撤退しブログの更新も止めたのですが、ブログアクセスが細々とあったのでこうして残しておくことにしました。

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オプション取引を始めたきっかけは、先物取引に疲れたからです。

先物取引を手がけていた期間はわずか1ヶ月間ですが、これが本当に気力体力を消耗しました。とあるブログを読んでこれなら意外とオレにもできるかも、と思い先物取引を始めたのですが、常に株価が気になって心が落ち着かないのです。

いま考えればこれはまだ大きな収益を上げていない初心者にとっては当たり前のことで、だんだんと株価に振り回されることなく自分のトレードを行えるようになるものです。成功したトレーダーは、指値、逆指値、トレーリングストップなどを駆使して出来るだけ板もチャートから離れ、ロスカットと資金管理、勝率の高いエントリポイントから利益を積み上げるスタイルを身に着けているはずです。

しかし、私はそこにたどり着く前に疲れきってしまったのです。度重なるロスカットをしてしまえば、心は冷静を保っているつもりでも、成るように成れという思いでいらぬエントリを重ねてしまうポジポジ病を患い、大きく証拠金を減らしてしまいました。

その後、しばらくの休息を経て、再度エントリ。 幸運にもその後の10日間でなんとか損を取り戻し最初の資金から20%増やすことができました。

とは言え、急に増える資金は急に減ることもあります。なんとか積み重ねることに成功した資金もその後のトレードで溶かしてしまいました。幸い、最初に用意した軍資金を下回る手前で撤退を決断できたので、損失は免れました。

先物取引は万事がこのような感じです。かなりの余裕資金がある方が資金の数%で行う分にはヘッジとしての本来の役割として投資の役に立つでしょうが、投機として行うには気力と根気が必要です。確率を味方につけながら、ロスカットによる一時的な損失に耐えて収益を作らなくてはなりません。


また、主にナイトセッションのトレードを行っていたのですが、場が大きく動くのはナイトセッションのオープニングである16:30から18:00ごろまでと、アメリカの経済指標が多く発表される22時すぎからです。16:30からはサラリーマンとしての本職がありますからトレードはできません。物理的、技術的にはトレードは可能ですがどうしても仕事をしながらになりますから判断が大きく歪む可能性があります。また、本職のパフォーマンスへの影響も強くありえます。また、22時過ぎからのトレードも睡眠への悪影響を及ぼします。 

そんなわけで大変疲れてしまったのです。そんなときに「先物・オプション」と対で語られることの多い、もう一方の取引を調べるようになりました。値動きから簡単に収益構造を計算できる先物取引とは違って見慣れない用語が沢山出てくるオプション取引ですが調べていくにつれ、これならリーマン仕事と両立できるかもしれないなと思い、今に至るのです。