株式投資家はなぜブログをするのか

以前、ライブドアブログにて運営していたブログ「米国オプション取引生活」（現在は削除済み）の記事転載です。2016年の暴落により損失を被ったこと、NY市場の寄り値が気になって睡眠不足になってしまうことなどを理由に2016年中にオプション取引は撤退しブログの更新も止めたのですが、ブログアクセスが細々とあったのでこうして残しておくことにしました。

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世の中には山のように個人投資家（投機家）のブログが存在しています。なぜ彼らはブログをするのでしょう。

それは第一に現実の人間関係の中で株式の情報交換を行うことが極めて難しいからでしょう。世間には未だに株式投資にはネガティブなイメージが残っているように思われます。また、金融や投資に対する知識や認識のレベルに個人差が極めて大きいのも一因でしょう。

たとえ同じ大学を出て同じ会社に務めていたとしても（知的水準にかかわりなく）、興味や経験の有無によって知識に大きな差があります。ですから、お昼休みランチを食べるときに気軽に話題にできることなどほとんどないという人が多いはずです。 

というわけで、多くの個人投資家は人知れず孤独に投資を行っているわけですが、それは人間の欲求としてあまりにもつまらない。投資が半ば趣味となっている人も多いはずですから（つまり、利益が出ているとは限らない）、 趣味のつながりを作ろうとしてネットに出てくるわけです。

「投信ブロガーが選ぶ！ Fund of the Year」という賞があるくらいですから、株式投資とネットの親和性というのはコミュニティ形成の観点から言って極めて親和性が高いのです。

私がブログを始めたのもまさにこれらの理由からです。将来的には多くの方からコメントが頂けるようなブログを目指しています。