オカダマニラを応援するブログ

日米個別株、ビットコイン、不動産投資してます。儲かるネタを日々探しています。

IB証券のパターン・デイ・トレーダー規制

以前、ライブドアブログにて運営していたブログ「米国オプション取引生活」(現在は削除済み)の記事転載です。2016年の暴落により損失を被ったこと、NY市場の寄り値が気になって睡眠不足になってしまうことなどを理由に2016年中にオプション取引は撤退しブログの更新も止めたのですが、ブログアクセスが細々とあったのでこうして残しておくことにしました。

===

今週から新しいポジションが建てられなくなりました。ポジションのクローズはできるのですが新しくポジションを建てようとすると次のようなメッセージが注文画面に出るようになりました。

03

「Potential Pattern Day Trade」だから取引できません、とのこと。ありゃー、と。思い当たるフシはあります。先週の金曜日にSPYをちまちまトレードして負けたのですが、それが原因ではないかと。

ちなみにメッセージを無視してオーダーを実行しても、つぎのメッセージがポンとでてすぐにオーダーがキャンセルされます。

48
 
パターン・デイ・トレードとはなんぞや、という話ですが、アメリカでは一定額の証拠金を持たない投資家は取引回数を法的に制限されています。$25,000以下の資金しか持たない場合、5日間に4回以上のトレード(ポジションを建て、そして手仕舞う)を行うとパターンデイトレーダーということで、180日間新しいポジションを建てられなくなるのです。

180日!約半年ですから堪ったものではありません。IB証券はそういった事態をあらかじめ防ぐために3回のトレードが行われた時点で、新しくポジションを建てられなくすることで顧客が Pattern Day Trader になるのを防いでいるのです。

実際には4つ目のポジションを建ててもそれを次の5日間で手仕舞いしなければ Pattern Day Trader には該当しないのですが、建てたポジションを閉じられないとなると損失が膨らむ可能性がありますからそれをあらかじめ防ぐために保守的な設計になっているようです。

規制の存在は知っていましたが、この辺のところがよく分かっていなかったため戸惑ってしまいました。念のため、IB証券のカスタマーサポートにもチャットして確認してみましたが、結局5日待たなくては次のポジションは建てられないようです。

25
(※担当者とのチャット)
 
最小必要入金額から始めたので私もこの規制の対象になります。早く資金を増やして自由度を高めたいところです。 

参考URL -

Day Trading FAQs
Overview of Pattern Day Trading ("PDT") Rules