クラウドマイニング Hashflareの収益性を考える
昨年の11月ころから12月にかけて Hashflare でいくらかハッシュレートを買っていました。購入から4か月が経過し現時点での進捗を振り返ってみたいと思います。
今回、購入していたハッシュレートは次のようになっています。
所有ハッシュレートは合計で17.77 TH/sで取得に要した金額は2,589USDとなり、BTCに換算すると当時の時価で0.20085462となります。
現在の収益性は1 TH/sあたり0.00007267BTCですから、一日当たり約0.001291BTCがリターンとして獲得できます。これに365日をかけると約0.4712BTCとなり年間利回りはなんと234%となります。
非常に割の良い投資であったように思えますが、ほんとうに Hashflare は投資に値するのでしょうか。
上の計算を Fiat 建てで考えてみます。年間収益となる 0.4712BTC に現在のBTC価格約8,000USDをかけてみます。年間収益は3,769USDとなります。投資合計2,589USDで割ると、145%の利回りとなります。
どちらも利益が出ているじゃないか。これは素晴らしい投資だと結論付けてもよいでしょうか。
ここでリスクを考えてみます。リスクは主に二つです。
- 今後のBTC価格の推移
- 今後の1 TH/sあたり獲得できるBTCの量
まず、今後のBTC価格の見通しですが非常に不透明です。上がるかもしれないし、もっと下がるかもしれません。これは誰にもわかりません。では、ハッシュレートあたりのBTC収益性はどうでしょうか。こちらも予測は困難ですが、一つ言えるのは今後も継続してBTC建ての収益性は下がり続けるだろうということです。
参加者自体はものすごい勢いで増えています。去年の12月から比べるとすでにハッシュレートの総数は2倍近くに増えています。これは1TH/sあたりの報酬減につながります。
このままハッシュレートが増加していく限り、1単位当たりの収益性は先細っていくことが予想されます。つまり、BTCの上昇が結局のところクラウドマイニングの収益性を決定することになるのです。
クラウドマイニング Hashflare にご興味のある方はこちらから購入いただけます。リファラルコード「15F2C160」の入力でハッシュレートの割引が受けられます。
追記 (2018/04/13)
クラウドマイニング(Hashflare と Bitcoin.com)の収益性の記事もぜひご覧ください。
5/20追記: そろそろ Hashflare 買い頃か
Hashflare に関する新記事書きました。