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メルコリゾーツCEO ローレンス・ホーに545億円の株式ボーナス

Melco Resorts and Entertainment のCEO ローレンス・ホー(スタンレー・ホーの息子)が545億円に相当する株式ボーナスを受け取りました。2017年最高益に重要な役割を果たしたという理由です。

Lawrence Ho Gets Shared, Banner Year Leads to Melco CEO Big Bonus

メルコリゾーツは、City of Dreamas など複数の統合リゾートをマカオ・マニラを中心に所有している香港企業です。NY NASDAQに上場しています(MLCO)。

業績推移ですが、2017Q4において営業利益は前年同期比88%増。2017年年間通しての売上高は2016年の約4800億円から18%増の約5,700億円。最終利益は約二倍へ大きく成長し370億円でした。

オカダマニラとの競合となる City of Dreams Manila だけでなく、ギリシャにも新しいリゾート施設を2021年開業で建設中となります。

ローレンス・ホーはまだ42歳です。過去最高益を記録した彼が狙うのは、日本ので事業展開だと考えられています。今回、自民党がカジノ法制に関して入場料6000円で政治的決着を行いましたが、このまま最速で事が進めば2025年にはカジノが日本に開業する可能性があるとのことです。

すでに業界では、大阪もしくは横浜のどちらかでカジノライセンスが最初に発行されるとの見方が強まっています。面白いのは、もしメルコリゾーツにカジノライセンスが付与されるのであれば、マカオの本社を畳んでヘッドクオーターを日本に移すとまでホーは約束していると記事は伝えています。

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メルコリゾーツ 日本型IRのイメージコンセプト

その証拠と言えるかは定かではないですが、メルコのウェブサイトは隅から隅まできれいに日本語化されたページが用意されています。

メルコリゾーツ&エンターテインメント

メニューを選ぶと分かりますが、「日本社会の一員として」というページまで用意されており本気度の高さがうかがい知れます。

また、「グローバル展開」ページを開くとすでに開業しているリゾート・現在開発中のリゾートと混じって「日本の統合型リゾート」の文字が。まだ何も正式に決まったことはないはずですが、ずいぶんと前のめりな様子です。

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何も決まっていないはずの日本の統合型リゾート