ドル円110円台に。。。

以前、ライブドアブログにて運営していたブログ「米国オプション取引生活」（現在は削除済み）の記事転載です。2016年の暴落により損失を被ったこと、NY市場の寄り値が気になって睡眠不足になってしまうことなどを理由に2016年中にオプション取引は撤退しブログの更新も止めたのですが、ブログアクセスが細々とあったのでこうして残しておくことにしました。

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ドル円がたったの10日ほどで11円も上昇してしまいました。建国記念の日の今日は一時110円台に突入したようです。日本が祝日なのを狙って投機筋がはめ込みに来たのでしょうか。

いまは112円台に戻しています。


（出典: 世界の株価）

私は、黒田総裁のマイナス金利導入の決定を受けて120円台後半でまとまった額をドルに変えたのですが、早くも円建てで10%以上の含み損を抱えてしまったことになります。いますぐ出金する予定はもちろんありませんので、淡々と運用に使うだけですがいまドルに変えていればそれだけで運用できるドル建て資産がいまより大きかったわけでどうしても損した気分になってしまいます。

また、私は資金の多くをドル建てで持っておりますので（外国株の投資信託は円建てで買えますが、当然為替の影響を受けます）、全体として大きく円建ての資産を毀損してしまっています。

もちろんこれもすぐ現金化して円にする予定はありませんのであまり気にする必要はないのですが 、近年の円安傾向からあまりにも急激な変化のため驚いています。

為替は海外投資をしていく上で常に関わってくるものですが、その時はその値段でしか買えなかったドルについてあれこれ言っても仕方ありませんから今ある資金で勝っていくことを考えていきたいと思っています。

<追記>

Interactive Brokers証券では円をそのまま入金して、それを証拠金として米国株を購入したりオプションのポジションを立てることが可能です。ですから、円高が予想される場合円のまま取引すればいつのまにか余力が増えているということもありえます。もちろん逆に円安になる場合は証拠金余力の減少がありえます。今回は、余力が減るリスクを取りたくなかったのでドルに変えましたが結果的にはそのまま持っておけばそれだけで「儲かった」ということです。