米国株オプション、何をトレードするか

以前、ライブドアブログにて運営していたブログ「米国オプション取引生活」（現在は削除済み）の記事転載です。2016年の暴落により損失を被ったこと、NY市場の寄り値が気になって睡眠不足になってしまうことなどを理由に2016年中にオプション取引は撤退しブログの更新も止めたのですが、ブログアクセスが細々とあったのでこうして残しておくことにしました。

===

米国株オプションは非常に多様な選択肢が確保されています。事実上、日経225しか取引できない大証とは大違いです。かぶオプという選択肢もあるようですが、取引銘柄が少なくまた流動性も低いことから私はこれまで投資したことはありません。

何をトレードするかは簡単なようで難しい問題です。アイアン・コンドルやブル・プット・スプレッドなどを取引するときはSPXやRUTを取引しています。キャッシュ・セキュアド・プットはこれは何があっても安心だと思える個別株で行うことが多いです。トレードに変化を付けたいときはEWZなど、アメリカ以外のETFを取引しますが、収益の観点から言えばあまり意味は無いと思います。

新興国市場はこれからますます重要になっていくでしょうから、マーケットを理解するための勉強としての位置づけです（2015年から新興国はかなり苦戦しているようですが）。ポジションを作るときはアメリカのYahoo! Financeなどで関連する記事をできるだけ多く読み、現状の環境をざっとつかむようにしています。