オカダマニラを応援するブログ

日米個別株、ビットコイン、不動産投資してます。儲かるネタを日々探しています。

ユニバーサルエンターテインメントが決算遅延 週明け株価は大荒れ確定

ユニバーサルエンターテインメントが驚くべきことにQ1の決算発表を飛ばしました。5月11日にQ1の決算発表を予定していたにもかかわらず、何の予告もなく日をまたいでしまったのです。

保有銘柄が予告なし決算遅延をするのは、実に今年2回目です。永遠のクソ株、アエリアが2017年12月期決算でやってくれました。

アエリア、決算発表の延期を翌日に事後報告で発表 : 市況かぶ全力2階建

 

翌日15日のチャートがこちらです。

f:id:kabuo10X:20180512214014p:plain


寄り付きから特大の投げが出て前日終値-11.7%からスタートしました。その後、-19%まで下げが拡大する大荒れ模様となりました。

事態の推移を時系列で追っていくと次のようになります。

  • 2月14日夕刻、決算発表の遅れに動揺したホルダーの一部がPTSで早くも持ち株を売り始める
  • 2月14日23時半「子会社の株式移転による中間持株会社設立に関するお知らせ」が出る。新株予約権発行によって今後20%の株式希薄化が予告される。
  • 予定されていた期末決算発表がされないまま15日を迎え、さらに動揺が広がる。
  • 2月15日寄り付き前「平成 29 年 12 月期決算発表の延期に関するお知らせ」が出て、取得子会社の評価をめぐり決算延期を正式に発表。
  • 寄り付き-11.7%、その後-19%まで下げる。終値-11.4%で引ける。
  • 引け後、15時半に決算がようやく発表される。売上高168%増、営業利益・純利益黒字転換、来期予想は売上・純利ともに44%増予想。
  • 翌日2月16日は、決算の内容が決して悪くなかったから安堵感が広がり、前日終値+10%で始まり最終的に+19%で引けました。

私は、決算が発表されなかった翌日損切りしました。翌日、何事もなく上がっていった株価を見て強い怒りを感じぜずにいられませんでした。

 

今回ユニバーサルエンターテインメントの決算遅延がもたらす株価への影響もアエリアと同様に考えることができると思います。まず、遅延に動揺を覚えたホルダー、これに乗じた売り仕掛けによって寄り付きに大量の売りが出るでしょう。

しかも、直近株価は下値を切り上げつつありました。カジノの収益改善、パチンコ・パチスロ規制の事実上の緩和に対してある程度の期待を織り込んでいると考えられます。

f:id:kabuo10X:20180512221748p:plain

今回の遅延が何が原因なのか分かってはいませんが、Wynnからの莫大な和解金に関する会計処理の問題が考えられます。今回限りの事態であったとしても予告なし決算遅延は上場企業として許される行為ではありませんから、株主としてユニバーサルエンターテインメント取締役会に対して説明責任を果たすこと、今後の再発防止を強く希望します。

もし仮に決算の内容自体には大きな問題がないと予想するのであれば、月曜に来る大幅下落は買いです。アエリアも決算の内容自体にはネガティブがなく、値動きは落ち着くを取り戻して終値は大きく回復しました。これが再現されるのであればろうばい売りには積極的に買い向かうべきでしょう。

グッドラック。