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ウェルズ・ファーゴ(WFC)の下落について

以前、ライブドアブログにて運営していたブログ「米国オプション取引生活」(現在は削除済み)の記事転載です。2016年の暴落により損失を被ったこと、NY市場の寄り値が気になって睡眠不足になってしまうことなどを理由に2016年中にオプション取引は撤退しブログの更新も止めたのですが、ブログアクセスが細々とあったのでこうして残しておくことにしました。

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現在、ウェルズ・ファーゴのPutを45.5で売り建てています。現金を確保しているので権利行使されたところで買うつもりでいましたが、昨日から雲行きが怪しくなってきています。

今週前半までWFCはダウをはじめとする指数が軒並み下落する中、下落トレンドではありますが直近安値の支持ラインと思われる46ドルを超えて堅調に推移していました。

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それが突如昨晩の市場全体の大きな下げに飲み込まれる形で下落しました。$45.5を切ったところでWFCのファンダメンタルズは心配していませんでしたから行使されても良いと思っていました。

ところが、どうやらこの下げは原油価格の下げと思った以上に関係があることを示すネタが持ち上がってきています。前回のEarnings Callでウェルズ・ファーゴの抱えるエネルギー関連の債権は$18 Billionだと説明されていたのですが、潜在的にはその二倍を上回る$42 Billionもの債権に影響が及ぶ可能性が会社から示唆されたのです。

私の描いていたシナリオと反する事象が出てきたということですから、目先に大きな心配がなくとも外的要因に強く巻き込まれる可能性が高まっており撤退を考えるべき段階です。幸い、本日は欧州の市場が上げてきておりアメリカもその影響を受けて上昇しています。気配値の段階ですがオプションの行使価格である$45.5を上回る$46.0をつけています。ここでうまく逃げれるといいのですが。